イラストを依頼するときにイラストレーターに伝えること

こんにちは。アニメと女性のイラストレーター佐野アスカです。

イラストレーターへ依頼をしたいけど、問い合わせではどんなことを伝えたらいいのかわからない…

そう思っている方のために、イラストレーター目線から、「イラストの依頼時に伝えていただくと嬉しいこと」をまとめました。

イラストレーター側としても、最初に多くの情報をお伝えいただけるほうが、ご連絡がスムーズになり助かります。

現在決定している部分で、わかっていることをできるだけ多く伝えてください。

目次

担当者様(ご依頼人様)の情報

担当者(ご依頼される方)のお名前、ご所属、会社名、事業内容、メールアドレス等です。

担当者様の情報はメールやお仕事でのご連絡で必要です。

ご所属や会社名も添えていただけるとメール送信時に助かります。

ご依頼の内容

どのような依頼か

イラストレーターと言っても、それぞれ制作の種類がある場合があります。

たとえば、イラスト制作の他に、漫画制作やキャラクターデザインなどです。

簡単にご依頼の内容を伝えましょう。

例)イラスト制作の依頼、広告漫画制作依頼

使用用途、使用媒体、部数、点数

制作したイラストの使用用途を伝えてください。

使用用途によって料金などにも関係します。

例)美容系サロンのチラシ内で使うイラスト。1000部予定。イラスト点数は3点。

現在予定しているスケジュール

大体のスケジュールが決定している場合は、それも伝えましょう。

初稿提出の日や最終的な納期などです。

例)8月20日納品希望。初稿希望日は7月1日です。

イラストを使用する媒体のターゲット層

最終的に印刷物等を手にするターゲット層は決定している場合は伝えたほうがイラストを制作しやすいです。

ターゲットによってイラストのタッチなども変わってきます。

よりターゲットの心に届くように、お伝えいただけるとうれしいです。

例)20代の美容に関心のある女性

納品形式

デジタル環境でイラストを制作しているイラストレーターへのご依頼の場合は、納品時の形式を伝えてください。

特に最初に伝えてほしいのは納品形式を「ai」で希望する場合です。

aiはイラストレーターというソフトの形式ですが、ベクター画像と言われる、photoshopやSAI、Clipstudio などで書いたラスター画像のイラストと画像のタイプが違う形式のため、製作にかかる時点でイラストレーターで描いていかなければならないためです。

たとえば形式を確認しておらず、photoshop等ラスター画像で制作したのち、「納品はai形式で」と言われた場合、画像のタイプが違うため、変換が難しく、書き直し等になることがあります。

ちなみにイラストレーターの描くイラストのタイプでは、そもそもai形式で掛けないイラストもあるため、ai形式の納品をご希望される場合は、そのイラストレーターがai形式での納品が可能なイラストレーターか、事前にチェックや確認をしましょう。

その他伝えておきたいこと

他に伝えておきたいことや、相談や質問がある場合も一緒に伝えておきます。

できるだけご依頼の情報が多いほうが、イラストレーターもご依頼内容を把握しやすいので、その後のやりとりがスムーズになります。

まとめ

イラストレーターにイラストを依頼するときは、できるだけ現在わかっている情報を伝えましょう。

見積もり時にも参考になりますし、その後のやりとりがスムーズになります。

今回はご依頼時の伝える内容について書かせていただきましたが、これで依頼したいイラストレーターへお問い合わせしやすくなると幸いです。

また、私もそうですが、お問い合わせフォームに詳細な入力フォームを作成されているイラストレーターさんも多いです。

フォームにある記入欄はわかる範囲でできるだけ多く入力しましょう。

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