イラストレーターがイラストをわかりやすく描くために工夫していること

こんにちは。わかりやすいイラスト提案を心がけている佐野アスカです。

イラストはイメージを伝えるためや、キャラクターとして印象付けるためなど、いろいろな役割がありますが、説明として使用する際など、「分かりやすさ」が重要になる場合がほとんどだと思います。

必要としている人に商品を届けるためには、伝えたいことを、見る人にわかりやすく伝え、情報を受け止めてもらう必要がありますね。

バーチャル助手エレン
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イラストでその役割を果たすために、佐野が工夫していることを紹介します。

目次

描く前にしっかりとリサーチする

イラストを提案する前に、いただいた情報を整理し、その情報をイラストで届けるためにはどこに注意すべきかを知る必要があります。

ターゲットや商品、競合のアピール方法など、必要と思われることを、こちらでもリサーチしたうえでラフを制作します。

少しでもズレがあると、最終的なターゲットに伝えたいことが間違って伝わる可能性がありますので大変です。

具体的には、ターゲット層が今好きなものや流行、どんなイラストが好まれるのか、商品のアピールポイントでわからないことや成分の詳細、競合はどのような発信をしているか、それに勝るアピールをするためのイラストとはどんなものか、などを調査します。

それによってタッチや配色を考えたり、構図、人物なら表情や服装などを決定していき、ラフを起こします。

早い段階で「認識のズレ」をなくしていくことで、連絡がスムーズになるのも利点です。

作画は参考となるものを必ず用意する

イラストのお仕事をしているからと言って、全てのものを何の参考もなしに完璧にかけるということはありません。

想像で書いてしまうと、必ずどこかに「おかしい点」が出てきます。

それは情報を伝えるときに、間違った情報が生まれてしまう可能性があるので、必ず参考となるポーズや質感などを確認するようにしています。

日頃から勉強をして情報をインプット

私はよく本を読むのですが、その内容も、提案を良いものにできるものを選びます。

最近では女性へ向けたアプローチのノウハウや、webマーケティング、集客など、イラストに関連するものだけでなく多方面から役に立ちそうなものを選んで読むようにしています。

読む本が多いので、Kindle Unlimitedをよく利用しています。

本だけでなく、時間があるときにネット検索で流行を調べたり、ユーザの意見を見たりすることもあります。

知識があると、それがイラストに生かされ、「より良い」「より共感の持てる」イラストになると考えています。

提案は1日寝かせてもう一度確認する

書き起こしているときは、集中しているのでその時とてもいいものができたと思っていても、時間が経つと「そうでもないのでは?」と思うことはありませんか?

時間を置いて再度確認してみると、書いているときの熱のこもった精神状態でなく、落ち着いた状態で確認することができるので、客観的に提案を見直すことができます。

間違いや、構図のズレ、作画のミスなどが出てくることもあるので、しっかりと確認します。

修正依頼はできる限り全てに答える

いくら調査をしっかりして書いても、最近習得したような知識では、その道のプロフェッショナルの方々には到底及びません。

お客様からの修正依頼は、そんな私の「認識のズレ」や「間違い」を指摘していただいてることですので、できる限り全てに答えます。書き直し等の大きな修正がなければ追加料金はいただいておりません。

私は最終的に手に取るエンドユーザにしっかり伝えられるイラストを提案したいので、きちんと伝わる状態にして納品したいと考えております。

いつでもご相談ください。

まとめ

以上が、私がイラストを提案する際、わかりやすく伝えるために工夫していることです。

せっかくのイラストも、役割を果たすことができていなければ、ただの無駄な存在です。

価値あるイラストの制作を心がけ、一人でも多くのエンドユーザに届けるお手伝いをしたいと考えています。

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